野球で良くある怪我をご紹介

こんにちは、ごんだ整骨院のごんだです。
本日は野球で良くある怪我を紹介致します。

野球は幅広い年代で行われるスポーツです。始める年代層で怪我も変わっていきます。

1.リトルリーガーズショルダー、2.インピンジメント症候群、3.離断性骨軟骨炎)、4.肘頭疲労骨折(後方型野球肘)、5.腰痛、6.足部の捻挫

1.リトルリーガーズショルダー
成長期に、繰り返す投球動作によって生じる投球障害です。15歳未満の成長期では、上腕骨近位端の成長軟骨に障害が起こります。投球動作で上腕骨にかかるひねりのストレスと投げ込むときに起こる上肢への牽引力、さらにその動作を行う際に働く筋肉の張力による負荷が成長軟骨部分に作用します。
正しい投球フォームを行う事で予防出来ます。

2.インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」という意味があります。投球時の肘がトップポジションにある時、腕の骨と肩甲骨の骨がぶつかる。その間に腱板や肩峰下滑液包などが挟まれ、痛みが起こります。こちらも正しい投球フォームを行う事で予防出来ます。

3.離断性骨軟骨炎
投球時の繰り返しの動作や使いすぎにより軟骨の下にある骨や靭帯にダメージが蓄積することが原因です。靭帯に影響が出る内側型、上腕骨小頭に影響が出る外側型に分けられます。
投球時の痛み、肘の可動域制限、テイクバックから腕の加速時に強くなる痛みなどがあると要注意です。
どちらも幼少期から野球を始め使いすぎ、不自然なフォームでの投球をしている子が多いです。離断性骨軟骨炎になると治療も長くかかり最悪完治が難しい場合もあります。
日ごろからストレッチなどケアを行うことが予防の第一歩です。

4.肘頭疲労骨折(後方型野球肘)
ボールを投げて肘が伸びるフォロースルー時に、肘の後部で骨同士が衝突し、これが繰り返されて疲労骨折を起こします。
過度な運動に加え、投球フォームの異常や体の硬さもこの怪我の原因となります。

5.腰痛
野球は攻守など繰り返されることで腰に負担がかかります。
股関節など体の柔軟性がとても大事になっていきます。
代表的な疾患は脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニア、腰椎分離症などが挙げられます。常に疲労を残さないようにストレッチやケアを行うことで選手生命も長くなります。

6.足部の捻挫
走塁、バック走、フライを取る時など足元が見えないため捻挫の頻度は必然的に高くなります。捻挫は治療をしっかりと行うことで再発や癖になりにくいので根気強く治療しましょう。

以上細かく挙げるとまだまだありますが代表的なのを紹介しました。
当院ではこの様な怪我をした場合に対応する為にエコー、超音波、マイクロカレントなど怪我の治療に特化した設備を整えていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。