バレーボールで良くある怪我をご紹介

こんにちは、ごんだ整骨院のごんだです。
本日はバレーボールで良くある怪我を紹介致します。
バレーボールはスパイクやブロックでジャンプを繰り返し、レシーブでは中腰姿勢を保ちながら瞬間的にボールに飛びつくなど、激しい運動を行う事が多いスポーツです。


1.ジャンパー膝、2.腰痛、3.肩関節障害、4.突き指

1.ジャンパー膝
大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)がジャンプ動作で酷使されることにより、膝のお皿の骨を中心とした上下スネの出っ張り部分が傷みやすくなります。片方の痛みが出たら両方の膝に痛みが出る確率が高いです。突発的な怪我でないため、どうしてもさぼっていると誤解されたり、痛くても何とかプレーできてしまうので医療機関を訪れるころにはすでに重症というケースが多いので、気をつける必要があります。うつぶせに寝てかかとがお尻につかない人は要注意です。
ジャンパー膝の痛みのタイプは、初期は練習後に膝が痛むタイプ、中期では練習中にも痛み、もっと悪くなるといつも痛いという状態になります。まれに腱が断裂してしまうこともあるので、十分な注意が必要です。
治療はストレッチが最も有効的で、予防のためには練習に限らず四六時中やったほうがよいでしょう。毎日の練習後に膝をアイシングすることも大切です。

2.腰痛
バレーボールにおける腰痛のほとんどは筋肉や筋膜の肉離れや使いすぎによる慢性疲労性腰痛です。身体の柔軟性を高める事が治療及び予防になります。
症状が深刻になると、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症を発症する場合があります。

3.肩関節障害
バレーボールにおける肩関節障害の原因の多くはオーバーユースによるものです。アタックの動作は野球に比べると大きく空中で重いボールをヒットします。すると手は打点で止まってしまいそれまで動いていた肩の筋肉や腱の動きもそこでストップする非生理的動作です。こういった不自然な使いすぎで肩を上げる筋肉、腱が徐々に磨耗して関節を安定させている腱版を損傷してしまいます。
バレーボール選手に多い肩の障害は「動揺肩ルーズショルダー」です。もともと肩の関節が緩い人、弱い人に多く、スパイクを打つと肩が痛くなります。特に青少年は肩に負担がかかりすぎて肩痛や亜脱臼の原因になります。また、「肩関節亜脱臼症」は無理な体勢や打ちすぎで疲労がたまってくると起こる亜脱臼で、いわゆる”外れる”感じがあるものです。「腱板損傷(ローテーターカフ損傷)」は肩の酷使によって、肩を上げる筋肉や腱が受ける損傷。「インピンジメント症候群」は肩の中で腱が骨に当たって引っかかる障害です。

4.突き指
ケガには必ず医師に診せなければならない5原則があります。「変形」「熱感」「腫脹」「変色」「疼痛」の5つです。
靱帯が切れるほどの重症だった場合は、負傷した指の隣の指を添え木代わりにしてテーピングしましょう。原則的には”弱いほうの指を添え木にする”ので、くすり指を負傷したら小指を添え木代わりとし、2本の指をテープでしっかりと固定します。
プレー中に注意すべきなのはブロックのときです。ブロックとスパイクのタイミングがピッタリ合っている場合はよいのですが、運悪く相手がタイミングのずれたスパイクを打った時などブロック側が力をゆるめていることが多く、そんなときに突き指をしやすいです。

以上細かく挙げるとまだまだありますが代表的なのを紹介しました。
当院ではこの様な怪我をした場合に対応する為にエコー、超音波、マイクロカレントなど怪我の治療に特化した設備を整えていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。