肉離れ解説

こんにちは、ごんだ整骨院のごんだです。

今回は肉離れの解説をして行きます。

~概要~

肉離れのは正式には「筋挫傷（きんざしょう）」といいます。
急に無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。
筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。
発症すると患部に激痛が走り、それ以上運動を続けられなくなります。

〜原因 – 急なダッシュやジャンプ、筋肉の疲労〜

筋肉の強い収縮とともに、力が入った状態のまま引き伸ばされるような方向の力が加わったときに起こりやすいです。
具体的には、急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地などのタイミングで多発します。
筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などは、肉離れを引き起こす要因となります。
日頃からストレッチをするなどして予防を心がけることが大切です。

〜肉離れが起きやすい部位 – 太ももやふくらはぎ〜

肉離れが起こりやすい部位は競技によって異なりますが、ハムストリングス（太もも裏にある筋肉の総称）や大腿四頭筋（太もも前面の筋肉）、内転筋（内ももの筋肉）、腓腹筋（ふくらはぎにある筋肉）など、下半身の筋肉に起こることが多いでしょう。

〜肉離れの様式〜

肉離れは部分断裂以上から治る過程で損傷箇所が瘢痕(はんこん)と言った組織で修復されます。
瘢痕組織とは筋繊維とは異なり伸長性に乏しくしっかりと治療を行わないと瘢痕組織の両際で再度肉離れなんて事も珍しくないです。

肉離れを甘くみていると時間が経った時に古傷の様になってしまい後悔する可能性があるので早めに医療機関へ行きましょう。

〜肉離れセルフチェック〜

部分断裂以上の肉離れではストレッチをした際に筋肉が引き伸ばされている感覚が先にある場合はそのまま痛くない程度の強度のストレッチ

痛みが先にある場合は速やかに医療機関へ

この様な判断をして頂ければおおかた大丈夫ですので実践してみて下さい。