踵から着く歩き方は人によってはダメかも?

こんにちは、ごんだ整骨院のごんだです。
今回は先週に続き歩き方解説をしていきます。
タイトルにある通り踵から着く歩き方は人によっては足や膝を痛めてしまう可能性があります。
踵から着地する
踵の先端で着地すると、膝が伸びやすくなり、衝撃が直接腰や頭に伝わるため、体に良くありません。
踵から着地すること自体が間違いではありません。
正しい歩き方は、踵側から脛骨直下点を中心にして、足の小指球から母指球にかけて重心を滑らかに移動させながら着地することです。
踵側からの着地といっても、先端ではなく、脛骨直下点と先端の間の部分をイメージすると良いでしょう。
つま先から着地する
つま先着地は、走るときやブレーキをかけるときに使われます。
人体の構造上、歩いているときにつま先側を使うと、腿の前側の筋肉群が働き、体にブレーキがかかります。
その結果、膝に負担がかかったり、腿の前側にブレーキをかけたりしながらアクセルを踏んでいるような状態になり、非常に効率が悪くなります。
正しい歩き方
足の裏全体を着く歩き方
意識するポイント
・脛骨直下点
脛骨直下点とは、脛骨の真下にある一点のことです。この部分は足を地面に着ける瞬間の中心になります。
正しい歩き方には、この脛骨直下点で体の重みをしっかりと受け止めることが重要なので、覚えておきましょう。
トレーニング方法は、まず脛骨直下点をほぐして触れることから始めます。
普段、意識していない場合、この部分の筋肉や結合組織は硬くなっていることが多く、押すと痛みを感じることがあります。

基本の疲れない歩き方は、かかとではなく足の裏全体で着地することが大切。
正しい歩き方を身につけることで、体の負担を軽減し、健康を維持することができます。
理解すべきポイントは、踵からの正しい着地方法と体重移動の重要性です。
踵の先端で着地するのは誤りであり、脛骨直下点を意識することで正しい歩き方が実現します。
肩や股関節の正しい使い方、足のアーチの活用も重要です。
これらのポイントを日常に取り入れ、健康的な歩行を目指しましょう。