反り腰とは?原因と対策を解説します ~ストレッチ動画あり~
目次
反り腰とは?
反り腰とは、腰が通常では考えられない位反った姿勢になっている状態を指します。
反り腰とは専門的な言葉で「骨盤前傾」といい、骨盤が前側へ倒れた状態になります。
本来、人の正しい姿勢はS字姿勢であり、骨盤がまっすぐに立ち、背骨がゆるやかなカーブを描いています。
これに対して反り腰の状態は、骨盤が開いて前に傾くことにより背骨のあたりから反りかえってしまい、S字姿勢が崩れてしまいます。
S字カーブが崩れると重力を上手く分散できなくなるので腰に負担がかかったり、いろいろなチェック不調が出てきます。
原因
座り方がよくない
歩き方がよくない
立ち方が良くない
踵の高い靴を長時間履く
運動不足による筋力低下
筋肉の柔軟性低下
出産による反り腰の常態化
反り腰セルフチェック
□床に仰向けに寝て、腰と床の間に握りこぶし1つ分ほどのすき間がある
□壁によりかかり、後頭部、肩、背中、お尻、かかとをつけて立ち、腰と壁の間に握りこぶしの状態の手を入れる。
□仰向けで寝て、膝を伸ばした時に腰に違和感がある、膝を立てた時に腰が楽に感じる。
対策
正しい座り方を意識する
骨盤を立てて、上から引っ張られているような状態をイメージし、自然に身体を支えるようにします。
正しい立ち方を意識する
顎を引き、肩の力を抜き、お腹を引っ込め、お尻を締めることで重心がくるぶしの前ぐらいにくるように意識します。
なるべくヒールなどかかとの高い靴を履かない
長時間ヒールを履くことは、つま先立ちの状態が続き、腰への負担となります。
ストレッチを取り入れる
最後に
根本的な原因を取り除くには、立っている時、座っている時の姿勢を意識し、できる限りS字姿勢を維持することです。セルフケアで反り腰を改善する習慣を身に付け、反り腰から来る不調の根本的な改善を目指してみませんか。
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